大人気キャンプチェア「Helinox(ヘリノックス)」。最近では、現行チェアを再構築した「チェアワン(re)」シリーズが登場し、話題を集めています。
今回は新発売の**「チェアワン(re)」と「チェアワンハイバック(re)」の2モデルを中心にレビュー**。
さらに、よく比較される「チェアワン(通常版)」「チェアツー」「サンセットチェア」との違いもご紹介します。
それぞれの使用感や組み立てやすさ、コンパクトさなどを実際に使って確かめたので、どのモデルを選ぶべきか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
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チェアワン(re)・チェアワンハイバック(re)の特徴と魅力
【素材】シート・ケース:ポリエステル(100%リサイクル)
フレーム:アルミニウム合金、プラスチック
軽くてコンパクト
チェアワン(re)・チェアワンハイバック(re)は、軽量コンパクトな収納サイズが魅力のキャンプチェアです。キャンプはもちろん、ピクニックや音楽フェスなどにもおすすめ。
従来のキャンプチェアは畳んでも長さがあり、持ち運びが大変でした。
ヘリノックスチェアは小さく収納でき、自転車や徒歩での移動にも持ち運びしやすいです。

豊富なカラー展開
ブラック(BK)、ブルーブロック(BLBLK)、コヨーテタン(CTN)、フォレストグリーン(FOGN)、ミントマルチブロック(MTMLB)、エックスレイタイガーカモ(XRTCM)、ブラックアウトエディション(BKOUT)、フレームマルチブロック(FLMLB) の8色展開。お好みに合わせて選べます。
ちなみに、オールブラックは「ブラックアウトエディション」になります。「ブラック」は足とシートの縁がブルーのタイプですので、お気をつけください。(私はブラックアウトエディションを購入しました)

組み立て方と使い勝手

組み立て方はとっても簡単。フレームを組み立て(ショックコードで繋がっているので、広げれば簡単に組み上がります)、シートを取り付けるだけ。
シートの取り付けは若干力がいりますが、地面に押し付けるようにフレームを押すと組み立てやすいです。

チェアワン(re)シリーズは現行モデルと何が変わったのか。


ヘリノックスチェアの快適性を追求してデザインを再構築したのが(re)シリーズです。現行シリーズのファンで、5種類のヘリノックスチェアを所有する筆者がご紹介します。
以下の表にサイズ、重量などの比較を簡単にまとめました。(横にスクロールできます)
モデル名 | 重量 | サイズ | 収納サイズ | 座面高 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|
チェアワンL | 1,080g(1,155g) | 56.5×54×73cm | 39×12×13cm | 37cm | 145kg |
チェアワン | 893g(965g) | 52.5×51×65cm | 35.5×11×11cm | 35cm | 145kg |
チェアワン(re) | 1,020g(1,115g) | 57×52×71cm | 39×12×13.5cm | 39cm | 145kg |
チェアワンハイバック(re) | 1,108g(1,228g) | 53×64×88cm | 46×14.5×11.5cm | 41cm | 145kg |
チェアツー | 1,121g(1,206g) | 54.5×64×84cm | 44×13×11cm | 34cm | 145kg |
サンセットチェア | 1,470g(1,564g) | 59×71×97cm | 48×13×12cm | 45cm | 145kg |
フレーム構造の変更
座面の真下にある、メインポールが丸型から四角型に変更され、接続部分(ハブ)の構造も見直されました。
さらに、ポールの厚みが約25%アップしたことで、座ったときの安定感が大幅に向上しています。

また、ポールを差し込む部分のパーツが布からプラスチックに変更になりました。
それにより、組み立てやすくなり、丈夫になりました。


座面の縫製変更 座面の高さアップ
座面全体をぐるりと囲むように縫製箇所が追加され、生地にしっかりとした張りが生まれました。その結果、座ったときの沈み込みが軽減され、立ち座りがしやすくなったという実感があります。
従来のチェアワンは座面高が約35cmでしたが、今回の「チェアワン(re)」では約39cmにアップ。実際に座ってみると、立ち上がりのしやすさにしっかり貢献しています。
右側に小物を入れるポケット
reシリーズの2タイプのチェアには、右側面にメッシュポケットがついて小物の整理に便利です。
手元に置きたいスマホやペットボトルなどを入れておけます。

収納袋の変更
以前は1箇所がファスナーで開く仕様だったのが、reシリーズは2箇所のファスナーで収納袋が大きく開く仕様となっています。これにより、チェアの出し入れが以前よりしやすくなっています。

座面のカーブが強くなり、深く腰掛けられる
チェアワン(re)、チェアワンハイバック(re)ともに、座面のカーブが強くなり深く腰掛けられるようになりました。
腰痛持ちの方にはとてもいい変化です。
ただ、キャンプチェアに感じるリラックス感が少し薄れた感じがします。
これは好みの問題なので、お店で座ってみて好きな方を買うといいと思います。

reシリーズはロータイプのキャンプテーブルと高さが合う
キャンプチェアを買う際、テーブルとの相性は非常に重要だと思います。私はローテーブルを使っており、チェアワン、チェアツーは高さが合うのでなんの不満もありませんでした。
今回、reシリーズを購入するにあたり、その点が非常に気になっていましたが、焚き火テーブルと組み合わせたところ、問題ないと感じました。

チェアワン(re)とチェアワンの比較
チェアワン(re)のほうが一回り大きく、座面も高いです。
チェアワンより背もたれが高くなったので、体が大きい方も座りやすくなったのではないでしょうか。


チェアワンハイバック(re)とチェアツーの比較
チェアワンハイバック(re)のほうが一回り大きく、座面も高いです。

身長160cmの筆者が座った場合、背もたれが頭の真ん中くらいにきてしまい、くつろぎにくく感じました。

スタッフバッグにタオルを入れると枕として使用できるので、枕を使うと快適に座れると思います。

チェアワンハイバック(re)とサンセットチェアの比較
サンセットチェアの方が大きく、座面も高いです。サンセットチェアは座面が高くて低いテーブルと高さが合わないので、チェアワンハイバック(re)のほうが使いやすいのではないかと期待しています。


reシリーズのいいところ、気になるところ
いいところ
- 立ち座りがしやすい
- 姿勢良く座れる(腰に負担がかからない)
- サイドポケットが便利
気になるところ
- 立つ時にチェアがひっくり返りやすい(座面が深いせい?)
- リラックス感が薄い
- 組み立てが収束タイプのチェアに比べると面倒
ヘリノックス reシリーズのおすすめの購入ショップ
購入するために色々なネットショップを比較したのですが、Yahooショッピングのショップが一番安かったです。私はヒマラヤで買ったのですが、同じヒマラヤの他のショップより安くなっていて、お得でした。
Yahooショッピングをチェックしてみるのをおすすめします。
次の記事で、現行のヘリノックスチェアの大きさ比較をしています。ぜひご覧ください。
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