こんにちは!モス子です。
前回の記事では、【GreeShow携帯浄水器 GS-2801】をご紹介しました。前回の記事はこちら
今回は、GS-2801の新バージョンである【GreeShow携帯浄水器 GS-2811】をメーカー様よりご提供いただきましたので、詳しくレビューします。
GS-2801とGS-2811の大きな違いは、充電方法です。旧タイプはUSB充電のみでしたが、GS-2811には太陽光と手回し充電が追加され、さらに発電した電力を使ってスマートフォン等への充電も可能になりました。
この新機能は、災害時やアウトドアで特に頼もしい存在になること間違いなしです。
私が携帯浄水器に期待する役割は、地震や災害時で断水になった場合の、飲料水の確保です。
携帯浄水器があれば、風呂に汲みおいた水を浄水して、飲料水にすることができます。
また、川辺や湖畔のキャンプ場であれば、自然の水を利用して飲料水にすることもできますね。
今回の記事では、【GreeShow携帯浄水器 GS-2811】の商品概要、使用方法、フィルター、バッテリーのスペックなどをご紹介します。
動画に簡単にまとめてみました。
商品概要
GreeShow携帯浄水器 GS-2811はこのような箱に入って届きました。
開けるとしっかりしたケースに本体、付属品が全て入っていました。
電池残量は届いた時に60%ありました。
太陽光パネルが側面についています。
LEDライトとUSB-Cポート
手回し発電用ハンドル
外付けフィルターの上についているスポンジのような物は、浮きです。川などで使う際に、フィルターが沈み込まないように使います。
使用方法
使用方法はとても簡単!
本体の吸水口と吐出口にチューブを取り付けて、電源をオンにするだけ。
(吐出口にはキャップがついていますので、チューブをつける前に取り外しましょう!)
給水口は、本体下部の緑のふたを外すとあります。
5段階浄水システムを採用したハイスペックなフィルター
フィルターのスペック
- 浄水システム: 5段階浄水システム 大腸菌やコレラ菌も除去可能
- ろ過精度: 0.01ミクロン
- 除去率: 99.99999%
- フィルターの限界浄水量: 約1000L
- ろ過容量: フル充電で230L以上の水を連続ろ過可能
GreeShow携帯浄水器 GS-2811は、5段階浄水システムを採用したハイスペックな浄水器です。
大腸菌やコレラ菌も除去できるので、安心して飲料水として活用できますね。
(※海水、フッ素は除去できません)
フィルターの限界浄水量は約1000Lですので、充電ができれば、ご近所の分も浄水できそうです。
フィルターは定期的に交換することで、常に清潔で安全な飲料水を確保できます。
風呂水を浄水して飲んでみた結果
実際に地震が起きたとき、風呂水を浄水して飲料水にできたら便利だと思い、GS-2811を使って試してみました。今回浄水したのは、前夜に4人家族が使ったお風呂の水です。思い切ってその水を浄水して飲んでみましたが、無味無臭で、普通の飲料水として問題なく飲めました。カルキ臭もしなかったので、水道水を飲むより美味しく感じました。
我が家では、普段から地震に備えて風呂水を捨てずに取っておく習慣があるので、GS-2811は非常時に非常に役立つアイテムだと実感しました。
USB、手回し、太陽光発電の3WAY充電で、災害時にも安心
3000mAhの大容量リチウム電池を搭載しています。
フル充電で約5時間使用でき、230Lの水を濾過することができます。
農林水産省のホームページによると、災害時のための飲料水の備蓄は、1人1日3リットル×3日分必要とのこと。
四人家族だとすると、36L必要ですが、余裕で用意することができ、非常に頼もしいです。
アウトドア活動や防災のために、是非一台は備えておきたいアイテムです
充電方法はUSB、手回し、太陽光発電の3通りあり、電気が使えない災害時にも安心です。
手回し充電にチャレンジ
手回しでどのくらい充電できるか試したかったので、一度本体の電池を使い切りました。
公式ページによると、
※3分間の手回し:約1Lのお水を浄化可能。
※5分間の手回し:約2Lのお水を浄化可能。
とのことですので、5分間回してみました。
結構疲れました。充電状態を確認すると、20パーセントでした。手回しで満充電にするのは、相当大変でしょうね。
風呂場でどのくらい浄水できるか確認しました。
1.7リットル浄水できました。手回しの速度があまり早くなかったと思うのですが、公式に近い量を浄水することができました。
太陽光発電にチャレンジ
ベランダに置いて、7時間ほど太陽光で充電してみました。天気は半分曇り、半分晴れという条件でしたが、7時間で充電できたのはわずか20%。少し驚きました。
公式ホームページによると、太陽光で満充電するには約30時間が必要とのことです。GreeShow携帯浄水器 GS-2811は、電池の劣化を防ぐために6ヶ月に一度は満充電することが推奨されています。そのため、完全に電池がなくなることはないと思いますが、非常時に備えて太陽光充電ができるのは安心できる機能だと感じました。
スマートフォンを充電してみる
GS-2811をフル充電にしてから、iPhone11を使ってスマートフォンの充電を試してみました。スマホのバッテリー残量が18%の状態から充電を開始し、78%まで回復したところでGS-2811のバッテリーが切れてしまいました。(時間は1時間程度)
結果として、スマートフォンの充電機能に関してはあまり大きな期待はできないことが分かりました。緊急時の一時的な使用には役立つかもしれませんが、長時間の使用には向かないようです。
災害時に頼れるLEDライトの実力
GreeShow携帯浄水器 GS-2811には、災害時に役立つLEDライトが搭載されています。実際に夜、室内で試してみたところ、かなり明るく、6畳の部屋の半分以上をしっかり照らしてくれました。
停電時に複数の光源があることは安心感につながるので、このLEDライトは非常に実用的な機能だと感じました。特に、コンパクトな浄水器にこれほどの明るさを持つライトが搭載されているのは大きな魅力です。
キャンプやアウトドアで使う際には、懐中電灯として非常に役に立ちます。
点滅モードもあり、災害時のSOS信号の発信にも対応しています。
どのくらい電池がもつか確認したくて、つけっぱなしにしてみたんですが、10時間経ったところで、電池の残量が60%あったので、3日ぐらいは余裕で使えると思います。
GreeShow携帯浄水器 GS-2811使用時の注意点
- 長時間蓄電しない状態で放置していると、電池の寿命が短くなるので、6ヶ月に一度は満充電してください。
- 外付けフィルターと内蔵フィルターは、一度使用した後は、フィルターを洗浄後、乾燥させ、別々のビニール袋に入れて、冷蔵庫で保管してください。また、使用開始後、6ヶ月で交換してください。
私は今回試しで使ったので、新しいフィルターを購入して防災用にとっておこうと思います。
フィルターは単品での購入が可能です。
まとめ
GreeShow携帯浄水器 GS-2811を実際に使ってみた結果、以下のことが分かりました。
浄水性能 → ◎
非常に高い浄水能力を持ち、風呂水を無味無臭の飲料水に浄化できました。災害時でも安心して使える信頼性があります。
バッテリー性能 → △
浄水やLEDライトの使用には十分なバッテリー容量がありますが、スマートフォンなどを充電するには少し力不足です。
LEDライトの性能 → ◎
明るさは十分で、6畳の部屋の半分をしっかり照らしてくれる実用的な機能です。非常時には役立つ光源になります。
災害時に非常に役立つコンパクトな浄水器、GreeShow GS-2811、一家に一台防災対策として、非常におすすめです!
基本情報
- 商品名: GreeShow携帯浄水器 GS-2811
- 販売元: GreeShow(日本正規品)
- 対応フィルター: 内蔵フィルターおよび外付けフィルター(ASIN:B0B27G6X3C、B0B27FXYWW)
- 充電口出力 5V/2A(10W)
- 満充電所要時間 約2時間
- 太陽光満充電所需時間 約30時間
- バッテリー容量 11Wh(3000mAh、3.7V)
- 充電インターフェース USB Type-C
- 電源: 3000mAhリチウム電池(USB Type-C充電ポート付き)
- 連続使用時間: フル充電で約5時間
- 製品サイズ 160×95×70mm
- 製品重量 450g(本体)
- 保証: 1年間のメーカー保証、日本語説明書と保証書付き
アフターサポート
GS-2811には1年間のメーカー保証があり、日本語の説明書と保証書も付属しています。故障や不具合には迅速に対応するサポートも充実しています。
コメント