こんにちは!モス子です(^^)
1月も後半になり、4月からの入園・入学に向けて袋物の準備をされている方も多いのではないでしょうか?
普段はお裁縫をしない方も、お子さんのために手作りしたいと張り切っているのでは( ´ ▽ ` )
ただ、慣れていない方には意外と難しいところが多いと思います。
今回はソーイング初心者の方に向けて、元縫製工場勤務のモス子が、できるだけ丁寧にレッスンバッグの作り方を解説したいと思います。
今回のレッスンバッグは最もシンプルな形にしました。
- 裏地なし→簡単に作れる。お洗濯したあと乾きやすい!!
- ポケットなし→私の子どものレッスンバッグにはつけましたが、使ってるのを見たことがない笑。ので、省略しました。
- 負荷がかかる部分に最低限の補強→持ち手と脇の縫い目の入り口に補強のステッチを入れ、丈夫に仕上げました。
レッスンバッグの作り方 材料準備
準備する物
- お好みの生地 80cmくらい(中肉~厚手の綿生地、チノパンやデニムくらいの厚みの生地) ※キルティングでも可ですが、意外とミシンで縫いづらいです。
- アクリルテープ(2.5センチ幅) 70センチ 100均でも売ってます。
- ミシン糸 60番手or50番手
- 方眼不織布(ダイソー) ハトロン紙、新聞紙などでも可
方眼不織布についてはこちらの記事をご参照ください。
サイズ(小学生向け)
一般的には30cm×40cmですが、小学校の荷物はとても多いので、少し大きめの方が使いやすいと思います。
今回は出来上がりが33cm×45cm(マチが7cm)になるように作りたいと思います。
手順① 生地の裁断
方眼不織布に37cm×47cmで線を引く。
ハトロン紙や新聞紙を利用しても大丈夫ですが、方眼があると線を引くときの直角をとりやすく、早くできます。
指定のサイズがある場合、《縦》上がり寸法+8、《横》上がり寸法+2 でパターンを作ってください。
生地を縦方向に畳みます。
耳(生地の両端にあるほつれない部分)の方向が縦方向(縦地と呼びます)になります。
不織布を生地の上に乗せます。
畳んである端(輪)にピッタリ合わせ、耳は2cmくらい外します。
裁断します。裁ちバサミを台からできるだけ浮かせないようにして、切ります。重し(スマホやリモコンなどでも可)を乗せてズレないように気をつければ、まち針は打たなくても大丈夫です。
アクリルテープは35cmで2本カットします。
手順② アイロン
上の端になる部分をアイロンで折ります。
生地を裏向きに置いて、1cmで折ります。
さらに3cmで折ります。定規で測りながら、まっすぐにアイロンします。
逆の端も同じように折ります。
レッスンバッグの作り方 ミシン
手順①ミシンで持ち手をつける
いよいよミシンがけです!
生地を半分に畳み、真ん中が分かるように印をつけます。
(内側になる1cmで折ったところに印をつけます。)
真ん中の印から左右7cmのところに持ち手を仮止めします。
手順② 袋口を縫う
袋口をミシンで縫います。折ってあるところの0.1~0.2くらいのきわを縫います。
ミシンで縫う時に、上に重ねてある生地が押されてきやすいので、押さえの向こう側に手を置いて生地を張らせるようにすると綺麗に縫えます。
持ち手を折り返して画像のように縫います。
斜めに縫うところは慣れないとやりづらいかと思いますが、ミシンの押さえの向きを縫い終わりに向けて合わせて一気に縫います。
表から見るとこのようになります。
手順③ 脇を縫い、端の始末をする
上端をきれいにあわせ、1cmで縫う。
両脇を縫ったら、ロックミシンかジグザグミシンで端の始末をします。
ロックミシンの糸は太めの針で、中に入れるときれいです。(気にならない方は切ってしまっても大丈夫です。)
手順④ 袋口の縫い代を押さえる
袋口の補強のために、入口付近の縫い代を押さえます。
手順⑤ マチを縫う
マチを縫います。脇の縫い目の1番底を三角に割ります。
袋口の縫い代と同じ方に倒すようにします。
縫い目に直角に、7cmで縫える位置で縫います。(やりにくい場合はチャコペンで線を引いてから縫ってください。)
表に返して完成です!
お道具箱が余裕で入るサイズです。
質問などありましたら、お気軽にコメントいただければ嬉しいです(^^)
上履き袋の作り方 レッスンバッグとほぼ同じ手順で作れます。
ぜひご覧ください!!
コップ袋、体操服入れの作り方はこちら
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