職業用ミシンてどうなの?元縫製工場勤務が解説!

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ハンドメイド

こんにちは!モス子です(^ ^)

今回は私が愛用しているミシンについて、ご紹介したいと思います。

専門学校に入学する際に、学校に指定された中で一番安いのを買ったのですが、20年経った今も、特に不具合もなく使えています。

家庭用に比べると高いとは思いますが、とても使いやすく、お勧めです!

私の愛用ミシン。JUKIシュプール98

私が愛用中のミシンは、こちらのjukiの職業用ミシンです。

正面から見た職業用ミシン 

調べましたところ、廃盤品みたいです^^;

20年前に買ってますから、当然ですね。

今販売しているので言うと、自動糸切りもない、こんな感じの、本当にシンプルなやつです。

私が買った頃は、ネットで調べてから買うとかそういう時代じゃなかったので、ミシン屋さんに行って説明を聞いてそのまま買ってました。

すごく割り引いてます、という説明でしたが、10万近くしたので、ボラれてたかもしれませんね。

世間知らずな学生でしたので^^;

職業用ミシンのいいところ

とにかく縫いやすい

私はこのミシンを買うまでは、母が買った家庭用ミシンを使っていました。

家庭用ミシンだとトラブルがつきものでした。

下糸が絡まってグチャグチャになったり、上糸が途中で切れてしまったり。

そういうものだと思っていたので、騙し騙し使っていました。

少し高い家庭用ミシンも使ったことがありますが、針が上がった状態で止まるのが基本となっていたり、使い勝手があまりよくありませんでした。

(あくまで個人の感想です。)

ところが、職業用ミシンではそういうトラブルが一切起こりません。

分厚いところも目飛びせず縫えますし、ミシンを使うことにストレスを感じなくなりました。

作業スペースが広い

職業用ミシンの作業スペース

職業用ミシンは、補助テーブルをつけると、こんなに作業スペースが広くなります。

ここのスペースが本当に重要で、ここが狭いとミシンの作業効率がとても悪くなります。

縫製工場で使っている工業用ミシンは、テーブルとミシンが一体となっているので、もっと広いです。

家庭用のミシンで小さいものが売れているようですが、ああいうものは本当に使いづらいと思います。

家庭用のミシンでも、できるだけ作業スペースが大きい物を買うのをお勧めします。

フットコントローラーがある

職業用ミシンのフットコントローラー

これは家庭用ミシンでもある機種が多いと思うのですが、足で踏んで縫い始められるので、使いやすいです。

スピードも踏み込み方で変えられます。

ミシンを買う際は、フットコントローラーつきの物を選ぶといいと思います。

ニーリフトレバーがある

職業用ミシンのニーリフトレバー

これの名前、今回初めて知りました。

このレバーを膝で横に押すことで、押さえを上げることができます。

両手を使いながら作業できるので、とても便利です。

職業用ミシンの悪いところ

価格が高い

確かに一番安い物でも6万5千円というのは高いと思います。

ただ、よく聞くのが、お子さんの入学、入園準備のためにミシンを買い、いい機会なのでソーイングを始めようと思ったけど、ミシンが使いづらくて結局使わなかったという話です。

入園、入学準備のためだけにミシンを買うのだとしたら、たとえ二万円のミシンだとしても、それこそ高い買い物です。

使いやすいミシンを買えば、雑巾を縫う時にでも活用できますし、私が20年使っていることを考えれば、一生ものの買い物と言えるのではないでしょうか。

もし、これからソーイングを始めてみたい、と思う方は、職業用ミシンも視野に入れてみるのは賢い選択だと思います。

サイズが大きい

これは確かに大きいと思います。

ただ、先ほど紹介した補助テーブルや、ニーリフトレバーは簡単に外せる部品になります。

私も子どもが小さいうちは、ミシンを踏む時間がとれなかったので、押し入れに仕舞っていました。

大きいと言っても、仕舞う場所に困るほどの大きさではないと思います。

初心者向けではない(?)

使ったことがない方は、職業用ということで、素人には扱えない物ではないかと思っている方もいると思います。

私としては、そんなことないという感想です。

もちろん糸の掛け方や下糸の巻き方、糸調子の取り方など、覚えなくてはいけないことはありますが、それはどのミシンも一緒だと思います。

コンピュータミシンで、自動で糸調子をとってくれるミシンがありますが、コンピュータ制御の機械は壊れやすいですし、壊れると自分では直せません。

縫製工場でもコンピュータ制御のミシンや、裁断の機械がありましたが、扱いに慣れるまで大変ですし、壊れると全く動かなくなってしまうので、何日か直らないケースもありました。

機械は単純なものほど壊れにくいですし、使いやすいと思います。

また、糸調子が合っているか、自分で判断できたほうがいいと思います。

職業用ミシンはスピードが早いのでは?という人もいると思うのですが、それも誤解です。

フットコントローラーで少しだけ踏み込めばゆっくり進みますので、心配いらないです。

おまけ

こばさみ(糸切はさみ)の定位置

ミシン作業の時に、こばさみ(糸切りばさみ)を貼り付けるためのマグネット

こばさみですが、自動糸切がないミシンの場合、もっとも使う道具だと思います。

今までは、ミシンの端にポンと置いていたのですが、縫っている物に押し出されて行方不明になることが多く、ふと思いついて、磁石をミシンに貼り付け、そこにつけることにしました。

これは本当にお勧めです!

とても使いやすくなりました!

ミシン用の椅子

バランスチェア

これは実は夫が在宅勤務用に買った椅子なのですが、夫がいない時は使わせてもらってます。

この椅子は腰痛予防で、前後に若干揺らせるようになっていて、ミシンを使うときに足のむくみが減りました。

本当は自分用に欲しいくらいですが、夫は週一くらいしか家にいないし、めっちゃ高いので我慢しときます。

以上で今日は終わりにします。

実はずっと欲しかったパイピング用のアタッチメントを買ったのですが、そのことは今度記事にしたいと思います。

ご質問などありましたら、お気軽にコメントください(^ ^)

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